時を越えて
「俺、海が好きなんだ////」



「私も…私も凌平が好き////」



「んんっ…お取り込み中悪いんじゃがお主らはよせんと扉がしまってしまうぞ」



「えっ!
今日ってもしかして」



「満月じゃ」



「凌平!
早くしないと帰れなくなっちゃうよ!」


「しかしどうやって帰るんだ?
俺たちが通って来た道はすでに封印したし帰り道なんて」


確かに…。


「聖なる洞窟がある」


「聖なる洞窟?」



「何処にあるかは妾にも分からんがその洞窟に月光がはいったとき洞窟にある穴に二人の勾玉を入れると数分だけ扉が開くと聞いておる
それを逃せば次いつ満月がくるか分からん」



洞窟…。
穴…。



「あー!
私知ってるその場所!」



「本当か!」


「うん!」



「ならいそぎなされ」


「紅序さん今までお世話になりました!」



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