CherryDrop 〜甘酸っぱい恋物語〜
「鉄平!!先生が職員室で呼んでる。」










アタシは鉄平に言った。











「あいよっ」










鉄平は駆け出した。












「これでよしッ」











「みんな、今から鉄平のお別れ会の計画を立てるよ。」











奈津美がリーダーシップをはる。












「何を鉄平に贈りたい??」











アタシは問題提起をした。












「1分ぐらい近くの人と話し合っていーよ。」











ザワザワ












教室がその一言で騒がしくなる。












アタシは奈津美と色紙を贈りたいと思い黒板に記した。











「じゃ、贈りたい物挙げて〜」











「ハーイ」












笑いながら鉄平といつも一緒にいた男子達が手を挙げる。











「意見言って。」











奈津美が指名した。











「えっとー物じゃなくて、お笑い系??」












みんなが一斉に笑い出した。










その中からは




「上手いッ」
「サイコーだぜっ」
「かっちょいー!!」










などと賛成の意見が聞こえる。











とりあえずあーゆー奴らはほっとくのよ。










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