CherryDrop 〜甘酸っぱい恋物語〜
「ほかにー!!」











「はい。」










「向日葵。意見言って。」











奈津美が指名した。










「色紙も贈って、皆で遊んで思い出作りは??」












教室が静かになる。











奈津美にどうにかしろと振られた。仕方なしに








「えっと……それは遊び系列だから、とりあえず保留ね。……いい??」











アタシは向日葵にアタシの意見を振る。











「分かった〜」












納得いってくれたみたいでホッとした。












「とりあえず……色紙とお笑い………って何?」













奈津美のまとめが止まった。










当たり前だろう。












いくらお笑い芸人だってお別れ会の時には、プレゼントとして贈らないよ。











お笑いをやるんだったら出し物なんだよ………










そんなツッコミを心のどこかでしていた。











奈津美がアタシにまた振ってきた。











仕方なしにアタシがまとめる。











「えっと………今日の話し合いでは、プレゼントとして、色紙とお笑いでしたが、お笑いは出し物としてやっていただきます。」











批判の声が出てくる。














あーあ……だから嫌なんだよ………













とりあえず休み時間をとることにした。








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