CherryDrop 〜甘酸っぱい恋物語〜
鉄平は泣きながら微笑んでいた。














優しかった。













鉄平は窓を開けた。












そして、痩せ細った体で力の限り叫んだ。












「オレも、鼠の事、忘れねぇ…!!!!!!一生な!!!!!!!!テメー、メールは毎日しろよ!!!!!!じゃなきゃ許さねぇからな!!!!!!!!」














どんどん鉄平が遠ざかっていく。
















「アタシ、必ずメールするからぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」














「次会った時は、鼠って呼ばせなくなってみせるから!!!!!」











「おうッ!!!!!!!!!」












そうして、鉄平は去って行きました。











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