ヴァンパイアのお医者さん

どうでもいいんだけど、とりあえず帰りたい訳なのでしてね。

「帰ります。」


「待てよ、俺の目を見ろ。」


逆らうと、面倒くさそうなので仕方なく見ると、
体が動かなくなった。

「っ…!何これ!?」


「簡単には、返せないんだよな。」


「どうして?」

すると、彼は妖しい笑みを浮かべた


「お前が俺の血の贄だからだよ。」


「血の贄?」

なんだろう?
危ない気がするんだが。

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