ヴァンパイアのお医者さん

「血の贄とは、代々続いている橘家の血の贄だ。 100年に一度生まれてくる、最高の血を持つものであり、俺たちヴァンパイアの贄でもある。」


へー、100年に一度かぁ~。
じゃあ、私はレアなんですね!!

…?ちょっと待って。
俺たちって事は、他にもいるのですか!?

「俺たちってことは、他にもいるんですか?」

彼は少し考えてから、

「あぁ、あと俺をいれて、4人いるぜ。」

4人も!?
結構多くない!?


「まあ、俺が迎えに行く前にお前から来てくれたからな。 手間が省けた。」


「手間が省けたって…。私は熱があったから行っただけです!
あっ!そういえば、あなた誰ですか?」


「あぁ、俺はクラウドだ。」


「クラウドっていうんですか!なんか珍し…」

ガッシャーーン!!!


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