ヴァンパイアのお医者さん


足が勝手に動く。


すると、だんだん誰かの影が見えた。


「キシシシシシッ、やーぁっと来てくれたねーん☆」

男の子がいる。
真っ青な短髪の髪の毛に、身長は私より少し大きいくらいだろか?


「ボクは君を抱きたくてたまんなかったんだよー?」

「う…あ…」

上手く喋れない
そんなことも気にせずに彼がどんどん近づいて来る。


「さぁ…僕のモノになってよ…?」


バサッッ!!

彼の背中から、真っ青な翼がはえた。
そのせいか、周りには羽が沢山落ちている。

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