忘れ雪~君への想い~
そして、あっと言う間のD×D当日・・・。

天気も良くて、とりあえず、現地で待ち合わせした晴香と七海・・。

日曜日と言うこともあり、家族連れや、カップルなど沢山の人が来ていた。

すると、暫くして優斗と蓮が晴香と七海のとこに来た。

「晴香ちゃーん、七海、お待たせ!待ったか?」

「ううん、うちらも今来たとこ。ね?七海。」

「うん。」

「それじゃ!行きますか!」

「うん!!(^^)」

とその前に、ホントなら優斗と晴香ペアなんだけど、蓮と七海を上手く元に戻す為に、晴香は、優斗にあるお願いをした。

「優斗君、ちょっと・・・。」

七海達から少し離れて優斗を呼んだ晴香。

「ん?どーしたの?」

「あのね、七海と蓮君仲直りさせたいんだ。で、今だけ、優斗君と七海。あたしと蓮君でいていいかな?」

「ああ、なるほど・・。」

「蓮君からも色々話聞きたいから。七海の事優斗君に任せて良い?ごめんね、余計な事して・・。」

「良いって事よ!じゃあ、午後は、俺と晴香ちゃんで色々回ろう。」

「うん!了解(^^)」

「あのさ、俺、俺さ・・。」

あれ?また何か言いかけてる。何だろ?

「ん?どうしたの?」

「あ、いいや。ごめん!とにかく後でな!」

そう言いながら晴香の頭を撫でて七海達のとこへ行った優斗・・・。

優斗君の言いかけた言葉・・・。

何かな・・・。

続きが聞きたい・・。

じゃないとあたし優斗君への気持ち抑えられないよ・・・。

どこか胸が切なくなる晴香だった・・・。
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