忘れ雪~君への想い~
「うん。もう気づいているんでしょ?好きなら言ってみたら?」

「・・・。あいつの心の中にいるのは俺なのかな?」

「蓮君じゃなければ誰なの?七海に好きな人が5、人も10人もいるわけないでしょ?・・ちゃんと言いなよ自分の気持ち・・。」

「晴香・・・。」

「余計な事してごめん。でも、七海は、泣くほど蓮君が好きなんだ。だから、昨日の間違った答えちゃんと伝えてあげて。蓮君の口から・・。
ね?・・・あたしも人の事は言える立場じゃないけど、あたしも好きな人の前では、素直になりたい・・。ダメかもしれないけど、悩むよりかは良いかなって・・・。」

「そっか・・。ありがとうな・・。晴香、凄いよな?俺、そういうとこ尊敬するよ・・。」

「そんな事ない。ただ、想ってるだけじゃ気持ちは伝わらないって気がついたんだ・・・。だから、あたしも頑張ってみる・・。」

笑顔で言う晴香に蓮は・・・。

「ああ!じゃあ、俺も頑張るよ!サンキューな!」

「いいえ(^^)v」

ようやくいつもの笑顔に戻った蓮。

このまま上手く行けばいいなと思っていた晴香だった。
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