忘れ雪~君への想い~
そして、翌日・・・。

晴香が授業受けてる間、七海は、次の授業まで時間が

あるので例の友達の所に行った。

その例の友達とは・・・。

彼らの教室に行くと七海の友達・蓮と優斗がいた。

ひょこっと教室を覗く七海。見渡すと、蓮が優斗と

楽しく話してる。

そう思いながら教室に入り後ろから蓮に気がつかれないようにそーっと近づいて、蓮のわき腹をくすぐった!!

「うおおおッ(^^;)誰だよ!」

体をのけぞり状態にしながら振り向くと晴香がいた。

その体制に優斗も大爆笑(^^)

七海も何気にいたずら好きなんです・・。

「はあ~い♪あたし!お元気?」

その言葉に・・・。

バシッ!!(><;)あう~・・。

「いーたーい・・。てか何で叩くの?手出すなんて酷くない?」

「バーカ!人のこと悪戯して言うセリフかよ!!」

「うわっ(^^;)器小さーい・・・。こんなんで怒るの蓮だけだよ。ねえ?優斗。」

「ああ、まあな。それにしてもいつ見ても仲が良い事で・・・。」

「ううん。仲良くないよ。顔合わせる喧嘩ばかりだし・・。」

「こいつが変なことばかり言うからだよ・・。」

「あのねー、こいつ呼ばわりしないでくれる?
あたし名前あるの。七海なの。分かる?」

「んなの知ってるよ!!俺、そこまでバカじゃねえよ!!」

「ふーん・・。どうだか・・。」

「お前ね、そんな事言ってるから彼氏出来ないんだぞ?」

『彼氏』の言葉にさすがに七海も無言・・。

「・・・。」

痛いところを突かれてしまった七海。

それを見兼ねた優斗は、蓮に『止めろよ。』のサインをしたけど気がつかず・・。

「・・いるから。今日、夜デートあるし・・。」

「マジで?何人恋人いるんだよ?」

「余計なお世話!!てかあたしの事はいいの!!蓮に関係ないでしょ?」

「おい!何だよ、その言い方・・。」

「だって事実でしょ?あのね、こんな事言いに来たんじゃないの!」
< 4 / 27 >

この作品をシェア

pagetop