密フェチ*花火

「そんなことないです。でも、緊張しちゃって、私うまくしゃべれなくて、、
私が勝手にドキドキしてるだけで、先輩楽しくないんじゃないかなって思って。」

先輩の腕の力が弱まり、腕が、胸から離された、私の肩にかけられる。

「それで、泣いちゃったの?」

先輩の顔は、何も表情がない。

「……はい、、」

すると、先輩の表情が柔らかくなる。日菜が好きになったときの、優しい笑顔。

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