続!?パパとママのヒミツ♪
「青山君」
荒川さんが想の名前を口にしてからポケットに手を入れた。
すぐに何かを出して想に見せる。
「それは?」
「生徒会室の私の机の鍵よ。あなたにこれを預けるわ」
「それじゃあ荒川さん」
「約束よ、この事は私とあなただけの秘密なんだから」
「あぁ。これからもよろしく」
満足気な笑顔を見せてからこちらに向かってくる。
や、やばい、隠れなきゃ!!
咄嗟に廊下の端に隠れた。