続!?パパとママのヒミツ♪
あの学校祭が終わって数日後。
あたしは荒川さんに呼び出されて体育館裏まで来ていた。
怖くないといえばうそになるけれど
でもやるしかない。
「聞いたって、何を?」
「青山君、あたしのためにあんな風に言ってくれて..本当に思ってくれてたんだって」
「そう、なんだ」
たぶん、学校祭のことを言ってるんだと思う。
荒川さんが嬉しそうな顔をしながら話を続ける。
「知らなかったの。あたしのためにまさかあそこまで考えてくれるなんて」