続!?パパとママのヒミツ♪
あたしがうじうじしてると、想の大きく息を吐く音が聞こえた。
顔を上げて想の言葉を待つ。
「しょうがないな、行ってやるよ」
「え、いいの?」
「何処に行きたいか、お前に聞いたの俺だしな」
「想..」
ありがとうと続けようとしたけれど、それは無理だった。
唇が重なって言葉がうまく出て来なかったからだ。
「んっ..」
「ったくしょうがねぇよな」
何が?と想の顔を覗きこむ。
「それ、反則だから」
そう言ってまた唇が塞がれた。