続!?パパとママのヒミツ♪



「田山君、いつからいたの?」



「昼休がちょうど始まったあたり」



「それなら声をかけてよ!」



「気が付かない青山が悪い」




こうして田山君と話すのは久しぶりだ。



荒川さんが退学をした後、今の生徒会を引っ張っているのが田山君なのだ。


だけど、その大役ももうすぐ終わろうとしている。



「生徒会、お疲れさまだったね」


「あぁ、あいつがあんなに大変な事をしていたなんて、知らなかった」


「なに、惚気?」


「まぁな」




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