続!?パパとママのヒミツ♪
「ちょっと想!確かにあたしはバカかもしれないけれど、そんなバカバカって
言わなくてもいいじゃない!」
「バカにバカって言って何が悪いんだよ」
ったく、面白くねぇ
と呟いて外の景色を見る。
「本当に大丈夫かい?青山さん」
「はい、大丈夫です」
「なら行きましょうか」
二人の先生がそう言ってまた歩き出した。
階段を上がって右に曲がった奥とその隣があたし達の教室らしい。
「それではまた」
「はい、ありがとうございました」
想と荒川さんが親しげに話をしている。
ふん、気にしないんだから!!
あたしも田山君の方を向く。
「じゃあ青山さん」
「さっきはありがとう、田山君」