俺様彼氏の甘い罠




徹夜だもんなぁ・・・




そんなことを思いながら
ベッドの上へと這って行って
先生の腕に頭を乗っけた。




「 ・・・痛くないですか? 」


「 痛くねぇ・・ 」




もう少しで眠ってしまいそうな
先生の声が耳元で甘く響いて、
クイッと顎を持ち上げられたかと思うと
何度目かのキスが降って来た。




「 おやすみ、澪 」


「 ・・・・おやすみなさい 」




なんでこんな目が覚めるような
キスをして寝れるんだろう。




それからしばらく、先生の腕の中で
先生の寝顔を堪能していた。




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