俺様彼氏の甘い罠
私はまだ制服で、先生だって
まだスーツで。
確かに、今から寝るって
感じではなさそうだなって思ったけど・・・
「 せ、先生・・・? 」
「 ・・・違うって 」
「 ちょっ・・・待っ・・・! 」
「 待たない 」
確かに、あの時”何でも”
してあげたいと思った。
それくらいに先生に助けられて
来たことを分かっていたし、
私が何かすることで変わることでは
ないと分かっていたけど
それでも、お返しがしたかった。
「 観念しろよ 」
「 か、観念って・・・ 」
「 ほら、大人しくできるよな? 」
獲物を前にした狼?獣?のような
目をした先生が口元を歪ませて
少し強引にキスを落としてくる。