俺様彼氏の甘い罠
「 ・・・ここ、保健室ですよ? 」
校内なのに、って言おうとしたら
触れるだけのキスが唇にも落とされて
手当ての終わった足にまたあの
靴を履かされた。
「 ────────────・・誘ってる? 」
顎を持ち上げられて
深い深いキスをされる。
”違います”って
否定する暇なんて与えないキスに
全身の感覚全てを奪われて、
段々意識が朦朧としてきた。
「 ・・・・ッんん・・・ 」
「 なんて、な?
なんか隠れてキスって燃えるな 」
「 燃えませんよ・・・ 」
肩で息をする私を見て笑いながら
先生が私の腰に手を回して
ゆっくり立たせて、抱き寄せた。