ヤンキー男子達


ううん。

私が悪いのに。


勝手にはぐれちゃった私がバカなんだよ。


刀太が少し汗をかいてるのはそれだけ一生懸命さがしてくれたってことだよね。


「ごめん…」

『刀太ありがとっ私嬉しかった♪』

「ふっ、そっか」

そういって私から体を離して手を繋いできた。


『え!?』

「ナル…また迷子なるから」

『な…ならないよ//』

「手繋ぐの嫌?」


なんでそんな優しい瞳で見るの??

断れないよ…

「ナル?」

『ずるい』

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