ヤンキー男子達



泣いてるナルを放置して家を出た。




はぁ…


ムカつくな。



「あれ?」

「よ。」

「「刀太さん!!!」」


俺らのたまり場だった場所。


伝説の俺らはまだ後輩に名前を知られてた。



懐かしいな…


「どうしたんすか!?イギリス行ったって」


「一時帰国」


後輩は俺に遠慮して席を譲った。



なのに…


動かねぇやつ一人。


「どけ」

「噂の刀太さんすか??」

「は?」

「一回やってみたかったんだよな。今は俺が最強なんすよ!!」

その男は立ち上がった。


< 201 / 226 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop