ヤンキー男子達
泣いてるナルを放置して家を出た。
はぁ…
ムカつくな。
「あれ?」
「よ。」
「「刀太さん!!!」」
俺らのたまり場だった場所。
伝説の俺らはまだ後輩に名前を知られてた。
懐かしいな…
「どうしたんすか!?イギリス行ったって」
「一時帰国」
後輩は俺に遠慮して席を譲った。
なのに…
動かねぇやつ一人。
「どけ」
「噂の刀太さんすか??」
「は?」
「一回やってみたかったんだよな。今は俺が最強なんすよ!!」
その男は立ち上がった。