ヤンキー男子達


「ナルベッドいくぞ。」


布団の中で抱き締めあった。



この感じ久しぶり。


『ホントにごめん』

「もういいって。」

『仲直り?』

「おー」


するとナルは嬉しそうにうなずいた。


「ごめんさっきは。」


『怖かった…』

「だよな」



あんなにナルを乱暴に扱ったのは初めてだった。



『うぅッ………ぁッ…』


俺の胸で泣き出したナルはそのまま寝てしまった。



お前ははなれていかねぇよな。

広樹んとこなんかいかねぇよな??


なら許してやる。


だからゆっくりねろよ。


そう呟くとナルが俺にさっきより強く抱きついた。


まだ起きてたのかよ…


まぁいい。


おやすみ。

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