恋の方程式


もちろん、電話の相手は翔デス。
しかも、少々怒り気味の・・・。


「侑と、ものすごく綺麗な夜景見てる~」


『はぁ?』


「ところで何で、そんなに怒ってるの??」

今頃だけどね


『はぁ~。わかんねえならいいよ。』


「あっそ。」


『それより、今からそっちに行くから。そこどこだ??』


「う~ん、わかんない。」


『チッ。侑に変われ。』


「は~い。侑、翔が変われって。」


「やっぱり、きたな。ありがとう☆☆もしもし~」


『もしもし~じゃねえよ!!今どこだ?』


翔って夜になると低血圧で機嫌悪くなるのかな?
まさか、眠たいとか??
さっさと機嫌直して欲しい。
直さないと多分、多分だけど私が困る。


「どうやら、翔がここに来るらしいよ。はい、携帯ありがとう☆」


「どうも。そんなんだ~。あっ、さっき何かいいかけてたけど何??」


「い、いや。何でもないよ。」


「そう。」


瀧もさっき何かいいかけてたような・・・
まっ、いいか。
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