恋の方程式
先生、それ脅しです。
私は渋々OKした。
だって、あとが怖いから・・・。
「翔、ごめん!!先生に仕事頼まれたからちょっと待ってて。」
教室には、すでに五人が揃ってた。
「おお、分かった。」
ーーーー理科準備室
「なんで、先生はこう人に頼むのかな~??」
私は片付けながら愚痴を言っていた。
そんな事より早く終わらせないと。
みんな待ってるんだから。
私は素早く片付けて教室に向かった。
「・・・どうするんだよ?雪乃ちゃんの事。」
へぇ??私??
別に立ち聞きするつもりはなかった。
だけど、教室には入れなかった。
「どうするって・・・」
翔だ。
一体なんの話をしてるんだろう??
「だから、雪乃ちゃんを振り向かせるための遊びって言わないの??」
「なんで、そんな事言わないといけないんだよ!!」
「翔は、まさか本気なの??これは、遊びだよね?」