恋の方程式
おばあちゃん
置手紙も書いたし、行こう。
そこからの行動は早かった。
自分でも驚くくらい、早くおばあちゃんの家のついた。
こんなことだけで、逃げるなんて・・・。
本当に、心が弱くなったな・・・。
「おばあちゃん~??雪乃だよ~。」
「おや、急にどうしたんだね?」
「ちょっと、一休みに来たの。迷惑だった??」
「そんな事ないさ~。さあ、さあ、上がって。疲れたじゃろ~??」
「そんな事ないよ。」
やっぱり、ここは落ち着く。
おばあちゃんの家は、私が悩んでいるときとか、よく来るところ。
なんか、ここにいるだけですべて解決しそうな気がするの。
「今回は、どれぐらい一休みするんじゃ?」
おばあちゃんがお茶を入れながら、聞いてきた。
「分かんない。でも、もしかしたらずっといるかもしれない・・・。」