恋の方程式
過ち―5A
その頃、5Aは・・・。
「みんな!!雪乃ちゃんがいなくなった!!」
「雪ちゃんがいなくなった??」
「おい、侑それはどういうことだ?」
「俺にも分かんない・・・。でも、全然見つからないんだ!!」
雪乃が、いなくなった事を知った。
俺たちは、いったい何をしていたのか・・・。
特に、このことを知った翔は一番後悔している。
もちろん、みんな後悔をしているけど雪乃がいなくなったのは、翔が消えろといった日。
「侑、お前に頼みがある。」
「なんだよ、翔。改まって。」
「雪乃を、探してくれ。」
「はぁ?何言ってる。お前も探すんだろ??」
「俺は、雪乃を探せない。」
「どういう事だよ?」
「俺は・・雪乃に、酷い事を言ってしまった・・・。」
「はぁ?翔、お前雪乃ちゃんになんて言ったんだよ?」
みんな、次の翔の言葉を待った。
瀧と蓮は今にも殴りそうなぐらいの顔で見ている。
「・・・俺の前から、消えろと・・・。」