恋の方程式
――――雪乃Side


翔との電話がきっかけで、渉とはだいぶ仲良くなった。



「渉ー。今日うち来るの??」


「行く。」


「じゃあ、もう行くよ。」


「ああ。」


渉はこうして時々おばあちゃんの家に来て、夜ご飯を一緒に食べる。








「お邪魔します。」


「渉、よく来たね。疲れたじゃろう。ここに座りな。」


「はい。」




おばあちゃんは、ものすごく渉に甘い。

毎回、渉が来ると自分の息子のように接する。

なんでだろう??

まぁ、いいか。









ピーポーン♪



誰だろう??


「雪乃ちゃん、見てきてくれるか?」


「うん。」



ピーポーン♪


「はーい。」


ガチャッ




「!!!!」



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