恋の方程式

そしてある日。


「翔、また遠藤さんがコクられたらしいよ~」


こんな話なんて、いつもの事だ。そう、思ってたけど今回の相手は相当危ないらしい。


ストーカー行為もするとかの噂も。


翔は遠藤さんが心配になった。


だから、今日は後を一緒に返ることにした。


考えたら即実行。


翔は遠藤さんの教室に行った。


でも、教室にはいなかった。


裏庭か?


まさか・・・!!


翔は、最悪の事態を想像してしまった。


「キャー!!」


「くそっ!!」


やっぱりか・・・


遠藤さんは、告白された危険な奴に襲われていた。


翔はすぐに助けに入った。


そのおかげで、奴は追い払うことができた。


でも、遠藤さんは震えていた。


「・・・っ。!?」


翔は遠藤さんを包み込むみたいに、抱きしめた。



「もう、怖くないから・・・。」



「・・・っ、うん・・・。」



< 223 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop