恋の方程式
そしてある日。
「翔、また遠藤さんがコクられたらしいよ~」
こんな話なんて、いつもの事だ。そう、思ってたけど今回の相手は相当危ないらしい。
ストーカー行為もするとかの噂も。
翔は遠藤さんが心配になった。
だから、今日は後を一緒に返ることにした。
考えたら即実行。
翔は遠藤さんの教室に行った。
でも、教室にはいなかった。
裏庭か?
まさか・・・!!
翔は、最悪の事態を想像してしまった。
「キャー!!」
「くそっ!!」
やっぱりか・・・
遠藤さんは、告白された危険な奴に襲われていた。
翔はすぐに助けに入った。
そのおかげで、奴は追い払うことができた。
でも、遠藤さんは震えていた。
「・・・っ。!?」
翔は遠藤さんを包み込むみたいに、抱きしめた。
「もう、怖くないから・・・。」
「・・・っ、うん・・・。」