恋の方程式
――――翔Side

可笑しい、可笑しい・・・

あんな反応初めてだ。
しかも、嫌い・・・なんて・・・


篠原は、何を考えているんだ。


翔は、みんなと別れてからもずっと考えていた。
雪乃の事を・・・


家に帰ってからもずっと・・・
何をしていても、無意識に雪乃の事を考えていた。




それより、これからどうしたらいいんだ?
蓮の言うとおり俺等に興味なさそうだし・・・
話しかけても、逃げられるかもしれないし・・・



ああーーーーーっ

わかんねぇ・・・
勉強より難しわ。





「気分転換に、コンビニいこ」




――――――――
―――――
―――

Inコンビニ


「何にしよう・・・」


腹はそんなに減ってないし・・・



ジュースだけだいいか・・・



うんっ??


あいつは・・・


俺がジュースコーナーに目を向けると、今の俺の悩みの種であるあいつがいた。



篠原・・・


俺は、無意識に声をかけていた。


「よう!!」
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