恋の方程式

あーもう、うるさいな~

なんで私に関わろうとするの??
訳わかんない!!

鬱陶しいから、もうどうでもいいや…



「分かりました。友達になりましょう。でも、条件があります。」


「条件?」


「必要以上に私に関わらないで。」


「「??」」


「とりあえず、関係上は友達だけど、あまり話しかけないでって事。分かった?」


「ああ。しょうがないな。」


「そうだね☆」


どうやら、条件を呑んでくれたようだ。


物分りはいい方だね。
これで、もうつきまとってくる事はないよね。


「だったら、私から離れて。」


「それは、できない。」

翔が言った。

「はぁ、なんでよ!!」


「俺の条件も聞けよ。」

条件?なんで私が?

「いや。」


「嫌なら、お前の条件も呑まない。」


「わ、分かったわよ。何?」

この時、なんで断らなかったんだろう…
断っていたら…
< 39 / 249 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop