恋の方程式


「じゃあ、まず学級委員を決める。誰か立候補はいないか??」

学級委員かぁー
暇だしやろっかな~

私はいい暇潰しになると思って立候補した。

「はいはい!私学級委員やります!」


「そうか、じゃあ篠原よろしくな!後は男子だけだ。誰かいないか?」


「俺がやります。」


「華園かあ。じゃあ、決まりだな!今日はこれで終わる。解散!!」

華園君とかぁー
なんか、やだなぁー


華園君が立候補した事で、クラスの女子が呆然としていた。目には後悔の色が……



あぁ~、華園君と一緒なんて残念↓↓
どうせなら、もっと軽い人がよかった・・・



そんな事を思っているのは私だけだった。




「学級委員は、HRが終わったら先生の所まで後からこいよー。」


「はーい♪」

めんどくさいなぁー
でも、いい暇潰しか




ーーーーーHR後


「先生、何ですか??」


「えっとなぁー…………」


内容は、たくさんあってよく分からなかった。でも、とりあえず頑張れだって。何を頑張れか、分かんなかった。



先生の話も終わって、帰ろうとしたら華園君に呼び止められた。


「篠原さん。」


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