恋の方程式
「可愛い~」
雪乃が、トラのぬいぐるみの前で、騒いでた。
俺たちを見てもさわがなかったのに、なんでぬいぐるみの前では騒ぐんだよ!!
まあ、そんな事は置いといて…
あんなに可愛い雪乃を見たのは、初めてだ。
もっと、笑顔になって欲しい…
だから、俺はそのぬいぐるみを買ってやる事にした。
そしたら、めっちゃ喜んでくれた。
マジ嬉しい!!
それから、いくつか回って、帰る時間になった。
「そろそろ帰るか?」
「うん。」
いつも通り雪乃の家まで送った。
いや、いつも通りじゃないな…
雪乃の対する気持ちが変わった。