恋の方程式
蓮…
分かってんじゃん。
「そうだった?ごめんね?テヘペロ☆」
カチン、カチン
どうやら、侑は俺の嫌がる事しかできないらしい。
「ゆ~う~」
「ごめん、ごめん。怖いです、翔さん。」
「「ははは。」」
「淕、瀧。俺等同じクラスだぜ。」
「「イェーイ☆」」
「キャーーー、5Aよ!!」
「5Aこっち見て!!!」
「すごいね…」
「ああ…」
俺は、いや俺等は、女子の悲鳴に圧倒された。
もう、苦笑いしかできない。
女ってみんなそうなのかよ…
疲れるぜ…
こんな考えしか持てなかった俺はあいつに驚いた。それに、惹かれた。
俺、間違ってるかな?