恋の方程式
翔とのダンスはあっという間に終わった。
なんか、楽しかったなぁ~
また、翔と踊りたいなぁ~
「姫、踊ってもらえませんか?」
「へぇ?!」
目の前の王子は翔とは違う輝きを持った侑だった。
「侑、こんなところでなにしてるの?」
「姫と、踊りたくて・・・踊ってくれますか?」
「えっ、はい・・・」
♪〜♪〜
「雪乃、今日も綺麗だよ(ボソッ)」
「えっ?!」
今雪乃って言った?
いつもは雪乃ちゃんなのに・・・
聞き間違えかな?
「次は、俺と踊ってもらえませんか?」
まだ、音楽の途中だったけど、蓮が誘って来た。
「では、姫。チュッ」
「?!」
侑がさりげなく頬っぺにキスをされた。
一瞬の事で頭がついていけなかった・・・
「////」