風味絶佳~嘘からはじまる2人の関係~
「・・・止めないで。」


私をもっとあなたで一杯にして。

今だけで良いから。

暗がりの中その言葉に、彼が微笑んだ様に見えた。

そして、また彼の愛撫が私に降り注ぐ。

私の敏感な場所を探して。

その場所を探り当てると、そこを丁寧に彼は愛撫した。

身体はさらに熱を帯びていき。

彼の手が太股の内側に触れたとき、思わず身体がのけ反った。

その反応を楽しむかのように、彼は執拗にそこを攻める。

徐々にそれは中心の秘部へと近付き。

彼が足の間に顔をうずめたとき、今までにない感覚が私を襲った。

嘘っ、ダメ・・・。

溢れ出た蜜を、口で絡め取る。

「やっ・・・・あんっ・・・・んん・・・・あぁッ・・・。」

もはや、声を押し殺す余裕はなくて。

その刺激に何も考えられなくなる。

「んっ・・・・、そこ・・・・だめっ。」

私の言葉は、彼には逆効果の様だった。

止めるどころか、その愛撫は更に激しくなって。

何とか逃れようとして身体を動かそうとするけど、彼がそれを許さない。

意地悪・・・。


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