風味絶佳~嘘からはじまる2人の関係~
もう限界だ。
俺は彼女の顎を手で持ち上げ、俺の方を向かせた。
そして、彼女の唇を塞ぐ。
「安曇さん!!や・・・ッ。」
彼女は俺の腕の中で必死にもがく。
だが、俺は放してやらない。
そして、口づけは深く深く。
「あ・・・・んっ・・・!!」
彼女の時折漏れる苦しそうな吐息。
ずっと触れたかった唇。
「安曇さんじゃないだろう・・・薫。恋人同士なのに苗字で呼んでるのは不自然だ。」
「・・・そんなの・・・急に・・・無理・・・です。」
俺は否定の言葉は欲しくない。
「じゃあ、仕方ないな。」
そう言って、俺はもう一度薫の唇を塞いだ。
「んっ、・・・おね・・・が・い、止・め・・て・・・、陽・・斗・・・さん。」
やっと彼女が俺の名前を呼んだ。
ああ、良い響きだ。
一端彼女を開放してやる。
思う様に得ることのできなかった酸素を取り込むべく、彼女の息が上がる。
「良い子だ、これからはそう呼ぶように。」
そして彼女の息が整うのを待たずに、俺は再び彼女の唇を塞いだ。
俺は彼女の顎を手で持ち上げ、俺の方を向かせた。
そして、彼女の唇を塞ぐ。
「安曇さん!!や・・・ッ。」
彼女は俺の腕の中で必死にもがく。
だが、俺は放してやらない。
そして、口づけは深く深く。
「あ・・・・んっ・・・!!」
彼女の時折漏れる苦しそうな吐息。
ずっと触れたかった唇。
「安曇さんじゃないだろう・・・薫。恋人同士なのに苗字で呼んでるのは不自然だ。」
「・・・そんなの・・・急に・・・無理・・・です。」
俺は否定の言葉は欲しくない。
「じゃあ、仕方ないな。」
そう言って、俺はもう一度薫の唇を塞いだ。
「んっ、・・・おね・・・が・い、止・め・・て・・・、陽・・斗・・・さん。」
やっと彼女が俺の名前を呼んだ。
ああ、良い響きだ。
一端彼女を開放してやる。
思う様に得ることのできなかった酸素を取り込むべく、彼女の息が上がる。
「良い子だ、これからはそう呼ぶように。」
そして彼女の息が整うのを待たずに、俺は再び彼女の唇を塞いだ。