LOTUS~あなたに出会えたから~
2章
その日の夜遅く、携帯が鳴った。
「起きてた?」
離れて12、3時間くらいしか経ってないのに、もう恋しく感じる彼の声。
「起きてたよ。」
彼は部屋にいるのだろうか。
電話の向こうから、小さく洋画のセリフみたいな音声が聞こえてきた。
少しだけ沈黙して、彼は言った。
「何してた?」
「起きてた?」
離れて12、3時間くらいしか経ってないのに、もう恋しく感じる彼の声。
「起きてたよ。」
彼は部屋にいるのだろうか。
電話の向こうから、小さく洋画のセリフみたいな音声が聞こえてきた。
少しだけ沈黙して、彼は言った。
「何してた?」