LOTUS~あなたに出会えたから~
明日から私達はどうなるんだろうという考えが、何となく頭をよぎったりもしたけれど、今はそんな事いいや、と思いなおした。

そんなことよりも私に触れる彼の手が温かい事に何度も泣きそうになった。

あまのじゃくなB型の彼の、貴重な素直な可愛い態度。

「芙未・・・。」

彼の甘い声は今は私だけに向けて発声されている。
嬉しくて仕方なかった。
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