アイの愛
私の赤ちゃん
実家に帰るといつもの生活がはじまった

私は彼に会いに行った

「もうあの子とは会うなよ」

と言われていたが
会いたかった…

彼の胸で泣いた…

何日かするとお姉ちゃんから電話があった

「水子の霊は肩にいるんだって」

わたしの赤ちゃんを水子神社につれていってくれたらしい

それ以来私は毎日肩に手をあて私の赤ちゃんに話しかけた

「おはよう」
「大丈夫だよ」
「ママは一緒にいるからね」

毎日家の仏壇に手をあわせ赤ちゃんに謝った…

肩に手をあてると
何だかホッとした…

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