アイの愛
お母さんとお姉ちゃんが連絡を受けて来てくれた

一緒に来ていたお姉ちゃんの子供と遊んでいると廊下で話す先生の声が聞こえてきた

「よく頑張りましたよ」

私は褒められるようなことはしていない…

子供と遊んでいる時が一番楽しかった

夜ご飯の時間になり
みんな帰ってしまった…

その日の夜は
涙を拭いても拭いても
とまらなかった…

声が出るほどに泣いた…

私は看護婦さんに聞こえはしないかと
声をこらして泣いた…

我慢なんてできなかった…

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