おっさんとは呼ばせない!
5●ゆかりSIDE
徳ちゃんたら、大丈夫なのかしら。
部屋のベッドで、横たわって、雑誌を読みながら思う。
「おっさんだって、気にするんだったら…結婚してくれればいいのに。」
いや、関連性は無いんだけど。
でも…7年付き合ってるんだし、そろそろ…ねえ?
そう思ってると、携帯が鳴った。
…徳ちゃんからだ。
「はい?」
『あ、ゆかり?今大丈夫?』
「うん、大丈夫だけど。」
落ち着いた声だけど、もう大丈夫なのかな。
「今日…あ、もう昨日か。昨日はごめん。」
「ううん…いいけど、大丈夫?」
徳ちゃんは、しばらく黙っていた。
「…足が臭いんだ」
「は?」
「加齢臭だよね!これって!」
…いや、足臭いのは、加齢のせいと決まったわけじゃ…。
「恥ずかしい!」
「じゃあいちいち報告しないでよ」
部屋のベッドで、横たわって、雑誌を読みながら思う。
「おっさんだって、気にするんだったら…結婚してくれればいいのに。」
いや、関連性は無いんだけど。
でも…7年付き合ってるんだし、そろそろ…ねえ?
そう思ってると、携帯が鳴った。
…徳ちゃんからだ。
「はい?」
『あ、ゆかり?今大丈夫?』
「うん、大丈夫だけど。」
落ち着いた声だけど、もう大丈夫なのかな。
「今日…あ、もう昨日か。昨日はごめん。」
「ううん…いいけど、大丈夫?」
徳ちゃんは、しばらく黙っていた。
「…足が臭いんだ」
「は?」
「加齢臭だよね!これって!」
…いや、足臭いのは、加齢のせいと決まったわけじゃ…。
「恥ずかしい!」
「じゃあいちいち報告しないでよ」