おっさんとは呼ばせない!
7●徳光SIDE
ドキドキドキ…
心臓の音は、止まる事無く響いている。
「徳ちゃん、いらっしゃい!」
ゆかりの家に上がって、ソファに腰かける。
…い、いつ言おう。
「誕生日おめでとう。今日は頑張っちゃった。」
ゆかりはそう言って、手料理とケーキを、テーブルにのせていく。
「…ゆかり。」
「ん?」
「俺みたいな、おっさんでよかったら、だけど……結婚してくれないか?」
ゆかりは、手に持ったビール瓶を、動かさずに、棒立ちしていた。
「…ほ、ほんとに?」
「ほ、ほんとに。」
俺は、ポケットから指輪の入った箱を出し、ゆかりに渡す。
心臓の音は、止まる事無く響いている。
「徳ちゃん、いらっしゃい!」
ゆかりの家に上がって、ソファに腰かける。
…い、いつ言おう。
「誕生日おめでとう。今日は頑張っちゃった。」
ゆかりはそう言って、手料理とケーキを、テーブルにのせていく。
「…ゆかり。」
「ん?」
「俺みたいな、おっさんでよかったら、だけど……結婚してくれないか?」
ゆかりは、手に持ったビール瓶を、動かさずに、棒立ちしていた。
「…ほ、ほんとに?」
「ほ、ほんとに。」
俺は、ポケットから指輪の入った箱を出し、ゆかりに渡す。