おっさんとは呼ばせない!
徳ちゃんて、変なとこ神経質で、何か不安な事があると、解消されるまで思いつめるから。
みんなできもだめしに行って、その次の日から肩が痛かった時は、色んな神社にお祓いしに行ったっけ。
ペットショップで会った犬に一目惚れして、でも犬飼えなくて。誰かが買ってしまうのが嫌だからって、毎日様子見に行って、買うのを阻止したり。
私が男の子と飲みに(もちろん女の子もいたけど)行った時は、たまたま男の子と私二人で店の前にいたところを見つけて、浮気したって大騒ぎして、女の子いたって言ったら、ケロッとしたけど。
今回も、きっとそうだ。
やたらと騒ぎ出すに違いない。
「ゆかり。」
「は、はい?」
「今年の誕生日は…会えそうにない。」
「はっ?なんで!」
「おっさんになった俺を、お前に見られたくないんだよ!分かってくれ!」
えぇー!?
私は、一瞬、目が真っ白になった。
顔を左右に振って、瞬きをし、落ち着いた。
「と、徳ちゃん!思い込みすぎだって!」
「慰めはいいから!」
な、慰めじゃない~!
徳ちゃんは、そのまま喫茶店を出ていってしまった。
みんなできもだめしに行って、その次の日から肩が痛かった時は、色んな神社にお祓いしに行ったっけ。
ペットショップで会った犬に一目惚れして、でも犬飼えなくて。誰かが買ってしまうのが嫌だからって、毎日様子見に行って、買うのを阻止したり。
私が男の子と飲みに(もちろん女の子もいたけど)行った時は、たまたま男の子と私二人で店の前にいたところを見つけて、浮気したって大騒ぎして、女の子いたって言ったら、ケロッとしたけど。
今回も、きっとそうだ。
やたらと騒ぎ出すに違いない。
「ゆかり。」
「は、はい?」
「今年の誕生日は…会えそうにない。」
「はっ?なんで!」
「おっさんになった俺を、お前に見られたくないんだよ!分かってくれ!」
えぇー!?
私は、一瞬、目が真っ白になった。
顔を左右に振って、瞬きをし、落ち着いた。
「と、徳ちゃん!思い込みすぎだって!」
「慰めはいいから!」
な、慰めじゃない~!
徳ちゃんは、そのまま喫茶店を出ていってしまった。