おっさんとは呼ばせない!
「…くさっ!」


くさい、臭い!
これが…加齢臭?


て、典型的じゃないか!


俺は大急ぎで一階に降り、靴下を洗濯機に入れた。


「おっさんに…なりたくねぇよ~!」


そう叫ぶと、風呂場のドアが開いた。


「何か言ったか?」


そう言って親父が真っ裸でそこに立っていた。


親父の腹…プヨンプヨンじゃないか!


…は!
メタボリック!?


俺は腹の肉を掴んだ。


…掴める。


やばい。
軽くやばい。
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