黒姫

二章‐私の知らない世界‐


◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇




体がふわふわする…。







今…何時かな……?







そう言えば、さっきまで変な夢見たなぁ……。








公園で殺されそうになって…




白い光が光って…男の人と、女の人の声が聞こえてきて…私を守ってくれたっけ……





…あ………何だか、女の人は母さんの声に似てたなぁ…















そして、気付いたら山にいて………湖があって……








白いフードの人から逃げるために……湖を泳いだよね……







でも、その白いフードの人は…黒いフードの仲間じゃなかったみたいで……










金髪に青い瞳…

何か……格好良かったな…。






それで、その後……馬で連れてかれたよね……。





















その後……何あったっけ?




まぁ、いっか…。



起きて学校行ったら、この夢を和音に話そう。






きっと、「変な夢ー!!」って笑ってくれる…。







そんな事を思いながら、私は再び夢の中へと入ろうとする。


















すると……。

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