黒姫
ロゥファさんは少し屈んで、私の顔色をうかがうように見た。
「先日より、顔色の方は良いみたいですね。」
「あっ、はい!大丈夫です!!」
心配そうにロゥファさんは見ていたけど、これ以上心配かけたくなかったから元気な声で返した。
「良かったー。
あっ、今日…少し城の中を探索してみませんか?」
そんなロゥファさんの言葉に、迷わず頷いた。
これ以上、部屋にいても何も情報が得れないし……何より、一人でいるとまた混乱しちゃいそうだったから。
「でも……良いんですか?部屋の外に行くと、皆が混乱するって…」
「大丈夫ですよ。このローブを被ってもらえれば、他の方々から気付かれませんし。」
いつから持っていたのか、白いローブを私に差し出してくれた。
それを受け取って広げてみると、裾にレースが施された長袖のローブだった。
フードの裾にもレースが施されていて、可愛い作りだなって思った。
「先日より、顔色の方は良いみたいですね。」
「あっ、はい!大丈夫です!!」
心配そうにロゥファさんは見ていたけど、これ以上心配かけたくなかったから元気な声で返した。
「良かったー。
あっ、今日…少し城の中を探索してみませんか?」
そんなロゥファさんの言葉に、迷わず頷いた。
これ以上、部屋にいても何も情報が得れないし……何より、一人でいるとまた混乱しちゃいそうだったから。
「でも……良いんですか?部屋の外に行くと、皆が混乱するって…」
「大丈夫ですよ。このローブを被ってもらえれば、他の方々から気付かれませんし。」
いつから持っていたのか、白いローブを私に差し出してくれた。
それを受け取って広げてみると、裾にレースが施された長袖のローブだった。
フードの裾にもレースが施されていて、可愛い作りだなって思った。