アホ毛のアン【短編】
店員さんがハムカツサンドをあーたたたたためてくれている間、ふと見上げるとそこには時計が。


マズイ!昼休みがもういくらも残ってない。


大至急学校に戻らないと。


その時レンジの温め終了の『チンッ』という小気味良い音が注意を惹き付ける。


取り出そうとする新人バイトさん。どうやら間違えて温め過ぎてしまったようだ。


「あーちゃ、あちゃっ、あーちゃー」


ハムカツサンドが熱くなり過ぎて持つに持てず困っている。


やはり彼は伝説の格闘家なのかも知れない。


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