パステルカラーの恋模様 2
「もういいよ!何が宇宙人よ!酔っ払いジジイの戯言には若者はもうついていけません!行こっ、啓ちゃん」
「何だと!おいっ」
あたしは啓ちゃんの手を引っ張って、お父さんにあっかんべーをした。
「ま、待って!美園」
「へ?」
「何か、何かこのままじゃ嫌だ…!」
「啓ちゃん?」
「俺、認めてもらいたいんだ。……お父さんに」
啓ちゃんは、真面目にしっかりと言い、お父さんを見た。
でもお父さんはフンッとそっぽを向いてしまう。
「啓ちゃん――気持ちは嬉しい。でもいいんだよ。こんな頑固親父!いっつもお節介で迷惑なんだから!」
「言ったでしょ、美園。もし美園が宇宙人と遭遇したら、俺が交渉するって」
「啓ちゃん…」
あたしたち、目をキラキラ。
「って、誰が宇宙人じゃ!!」
お父さんがつっこみ、そのロマンチックなシーンはびりっと破かれた。
「はっはっは、ぴったり!」
弟が笑うと、お父さんはその頭にゲンコツをくらわした。
「何だと!おいっ」
あたしは啓ちゃんの手を引っ張って、お父さんにあっかんべーをした。
「ま、待って!美園」
「へ?」
「何か、何かこのままじゃ嫌だ…!」
「啓ちゃん?」
「俺、認めてもらいたいんだ。……お父さんに」
啓ちゃんは、真面目にしっかりと言い、お父さんを見た。
でもお父さんはフンッとそっぽを向いてしまう。
「啓ちゃん――気持ちは嬉しい。でもいいんだよ。こんな頑固親父!いっつもお節介で迷惑なんだから!」
「言ったでしょ、美園。もし美園が宇宙人と遭遇したら、俺が交渉するって」
「啓ちゃん…」
あたしたち、目をキラキラ。
「って、誰が宇宙人じゃ!!」
お父さんがつっこみ、そのロマンチックなシーンはびりっと破かれた。
「はっはっは、ぴったり!」
弟が笑うと、お父さんはその頭にゲンコツをくらわした。