君と図書室で
それからずっと彼女を思い続けているのに、今だ話し掛けられないでいる


一年以上も



流石に自分がここまでヘタレだとは思わなかった



話し掛けようとしても彼女が視界に入る度、一歩近付く度俺の鼓動は煩くなってそこから動けなくなる



俺は乙女か



こんな女々しい自分に何度も嫌気がさしたが、今日こそは


今日こそは話し掛けてみせる...!





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