ありがと、大好き。
「お・・・大丈夫か、お前。」
苦笑いしながら、先生はこっちを見ている


恥ずかしい。



「は・・・、あぁ、すいません。」

「お前、こないだも俺にぶつかったな?気を付けて歩け。大丈夫かぁ?」


自分のこと覚えていてくれた、少し嬉しい。

「そういえば、お前、中本は、剣道部希望だったよな?」

「はい。」

ぽんっと肩を叩き、ながら
「期待してるぞ。」
と、いってくれた。



先生は、急ぎ足でその場をさっていった。



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